アメリカ・コロラド州で行われたミッチェルさんとニコラスさんの結婚式が話題になっています。実は新婦のミッチェルさんと新郎のニコラスさんは両方とも獣医師で、同じ大学の同級生です。
普通の結婚式ならあまり話題になりませんが、彼らの結婚式は保護猫活動を交えた結婚式だったため、かなり注目を集めるようになりました。
結婚式と保護猫活動
彼らが行った保護猫活動は保護猫施設に保護されているタキシード柄の仔猫2匹(JeevesとHoudini)を結婚式に参加させ、2匹の仔猫の飼い主を探すというものでした。
Veterinarian couple hosts rescue kittens at their wedding: https://t.co/U5YmjUcQaH pic.twitter.com/amsQSjXaer
— Good Morning America (@GMA) 2017年4月2日
また、結婚式に保護猫活動を合わせることで話題性を高め、保護猫活動を周知させるというのも目的の一つのようです。
特に、彼らはABCnewsのインタビューにおいて、結婚式に参加した仔猫2匹を保護し、TNRなどを積極的に行っている保護猫施設 Divine Feline のことがどのような活動を行っているのかを語っており、ある意味で広告塔になっています。
トレンドになる?
こういった結婚式と保護猫活動を合わせるような取り組みは今後も広まっていくと思います。さらに言えば、結婚式だけでなく、その他の個人的な行事にも保護猫活動が関わってくるような気がします。
今回の結婚式のように実際に仔猫を参加させるのは仔猫に負担がかかることもあるので、獣医師の結婚式や猫のエキスパートの結婚式でしか行えないのは確かです。しかし、仔猫を実際に結婚式に参加させ、一緒に写真を撮らなくとも、その他の方法で保護猫活動に貢献できる方法があると思います。
あらゆる行事が保護猫活動と絡むことで、保護猫活動の認知度が高まり、多くの方が保護猫活動に関わるようになれば、現状ではなかなか解決が困難である野良猫やノネコ問題に希望が見出すことができるようにも思います。
例えば、野良猫やノネコの数を譲渡やTNR、TNReにより減らすにはかなり多くの猫を捕まえ、処置を施す必要があるため、それに協力してもらえたりするとありがたいですよね。
まとめ
保護猫活動と様々な個人的な行事とが合わさったイベントを企画するというトレンドを作り出しても良いような気がします。ただし、SNSなどで注目を集めたいなどの不純な動機で、そういった保護猫活動を利用して欲しくはありません。
また、保護猫を参加させる際には猫の福祉を考えた環境づくりなどをしっかりとしてから行いましょう。
ミッチェルさんとニコラスさんの結婚式の写真をもっと見たいという方はHuffing Postの記事を参照してください。
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参照サイト
A veterinarian couple hosts rescue kittens at their wedding
Two Veterinarians Got Married And Had Rescue Kittens At Their Wedding
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