日本でも猫のために家をデザインするというのが最近少しずつ注目を浴びるようになってきています。もちろん、ペット先進国では昔からそういった潮流は存在します。
しかし、そんなペット先進国であるイギリスにおいて、日本の「猫に優しい家」に注目が集まっています。その家はイギリスのインターネット情報配信サイトMetroによりピックアップされ、SNSなどで世界中に拡散されています。
におの浜のマンション
世界から注目を集めているのは滋賀県大津市「におの浜」のあるマンションの内装になります。おそらく、におの浜がどこかわからない人が多いと思いますが、琵琶湖の一番南辺りにある地域になります。
このマンションからは琵琶湖を望むことができるそうで、リノベーションをした際に猫に優しいデザインを施したそうです。ちなみにこの家には2匹の猫が住んでいるそうです。
ALTS Design Office
猫に優しい家のリノベーションをデザイン・設計したのは ALTS Design Office であり、滋賀県甲賀市、京都府京都市にオフィスを構えています。2017年にはベスト・オブ・ハウズ 2017、デザイン賞を受賞したりとデザインにおいて実績があるようです。
猫に優しい家
この猫に優しい家において最も目を引くのがキャット・ウォークだと思います。キャット・ウォークをつけることで、猫が高いところから安心して環境を把握することができるために猫に優しいと考えられています。
キャット・ウォークの所々にはこの家の奥様が好きだという植物が飾られています。
感心した部分は、キャット・ウォークの下の収納スペースです。キャット・ウォークだけでなく、その下の部分を有効活用し、収納スペースとしても使用されており、猫だけでなく人間にも優しいですよね。素晴らしいアイデアだと感心しました。上のインスタには収納スペースについては写っていないため、こちら(ALTS Design Office)の写真を見てください。
まとめ
滋賀県大津市「におの浜」のマンションが猫に優しいと注目を集めています。キャット・ウォークの下には収納スペースが存在し、スペースの有効活用がなされており人間にもありがたい構造になっています。
ただし、キャット・ウォークが存在し、高いところがあるからといって、短絡的にそれが猫に優しいと言い切ることはできません。本当に猫に優しい家を作るには専門家の助言が必須です。家を作ってからではやり直しが中々できませんので、本当の意味で猫に優しい家を作るときには助言を求めましょう。建築家やデザイナーの猫の知識は限られたものです。
参照サイト
This apartment in Japan has been designed to be super cat-friendly
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