世界で一番長い猫の記録が更新されたというニュースが飛び込んで来ました。その猫ちゃんの名前はOmar、猫種はメインクーンです。
Omar
Omarはオーストリアはメルボルン在住の飼い主に飼われているオスの猫ちゃんです。その体長は、鼻の先からしっぽの先までで、120cmほどあるそうです。120cmと言ったら、小学校低学年の子供くらいの身長でしょうか?圧巻の大きさですね。
これまでにギネスに認定されていた猫ちゃんも、同じくメインクーンです。イギリスのウェーストヨークシャーに住んでいるLudoという猫ちゃん(下の動画)で、その体長は118cmです。
きっかけはInstagram
Omarがこのように注目を浴びるようになったきっかけは、今流行りのInstagramです。2017年の5月の初めくらいから、飼い主のHirstさんは、OmarのInstagramを始めました。その内の1つの写真が、「Cats of Instagram」というアカウントでシェアされると、瞬く間に注目が集まり、オーストラリアの大手の新聞や国営テレビで特集がされるほどになりました。
Cats of Instagramのアカウントでシェアされた写真
それまで、飼い主のHirstさんは、特別Omarが大きいとは思っていないかったようですが、その写真を見たギネス関係者から連絡があり、世界で一番長い猫の可能性があるので、Omarの体長を測って欲しいとの連絡があったそうです。
普段の暮らしぶりは?
Omarは普段は朝の5時から活動をはじめ、ドライキャットフードを朝ごはんに食べます。そのあとは、家の中を動き回ったり、裏庭で遊んだり、お気に入りのトランポリンの上で昼寝をしたりして日中を過ごしているようです。
そして、夕ご飯にはなんと生のカンガルーの肉を食べるそうですよ!オーストラリアらしいですね。飼い主曰く、Omarが食べたがる肉はカンガルーの肉のみだそうです。
運ぶのも一苦労?
Omarは体長120cmというサイズから、体重も14kgほどあります。したがって、抱っこするのも一苦労だそうです。動物病院に連れて行くときには、犬用のキャリーケースを使用しているそうです。
飼い主と一緒に眠ることが好きな猫ちゃんも多いと思いますが、Omarもそのうちの1匹のようです。しかし、Omarが一緒にベッドで眠ると思いのほか、場所をとるので、寝室は飼い主とは別々です。きっと、Hirstさんが自由に寝返りができないくらいになるんでしょうね。笑
普通が一番
そんなこんなで、Omarはメディアや人々から注目を浴び、現在では取材人やOmarを一目見たいという人がHirstさんの家を頻繁に訪れているようです。
取材の様子では、Omarがベッドの下に隠れるなどしており、少し猫にストレスがかかっている様子が伺えます。こういうのを見ると、有名になるのも一長一短だと思います。猫のためを思うと普段通りの生活が一番ですからね。
キッチンで食材に手を伸ばすOmar
ギネス認定に向けて
現在、Omarの体長がギネスに申請されており、審議がなされています。スムーズに行けば3ヶ月後くらいには、認定がなされるようです。Hirstさんは、ギネスの認定にそれほどこだわりはないようで、とにかくOmarが早くいつも通りの暮らしを送ることができるようにしてあげたいと語っています。
猫ちゃん思いの飼い主で、Omarも幸せだと思います。これからも、飼い主さんと楽しく暮らして、その可愛い様子を見せてもらいたいですね!気になる方は、ぜひOmarのInstagramもチェックして見てください。
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参照サイト
Omar, perhaps world’s longest cat, finds internet fame – BBC News
Longest domestic cat (living) | Guinness World Records
World’s longest cat? Maine coon Omar from Melbourne might be new .
Omar the Maine Coon: Meet the 1.2-metre longest cat in the world
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