猫の顔がプリントされたクッションやポーチなどが猫好きの人気を集めていますが、愛猫家は間違いなく「猫の顔が愛猫の顔だったら良いのに!」と考えるはずです。そんな願いを叶えてくれる商品に「プリントファブリック」があります。プリントファブリックは自宅のプリンターを使用することで、愛猫の写真を印刷することのできる布になっており、手芸の際に利用することで、愛猫の写真が印刷された手芸品を作ることができます。
プリントファブリックの販売を行っている藤久株式会社は「ねこポーチ」の作り図も販売しており、その説明書を見ながら愛猫のポーチを作製することができます。今回、実際にねこポーチを作製する機会がありましたので紹介していきます。
愛猫の写真のプリントに必要なもの
愛猫の写真をプリントファブリックに印刷するために、必要なものは次のとおりです。
- 愛猫の写真
- パソコン
- プリントファブリック(ぬいつけタイプ)
- ねこポーチ作り図
- 「うちの猫(こ)ねこポーチ」フライヤー
- インクジェットプリンター
ねこポーチで使用するのはプリントファブリック(ぬいつけタイプ)であり、1袋あたりA4の布が2枚入っています。ねこポーチの作り図を必要とする方は「ねこポーチ」作り図も購入する必要があります。また、無料で配布されている「うちの猫(こ)ねこポーチ」フライヤーがあると、どのようにプリントファブリックに愛猫の写真を印刷すれば良いのかがわかるため、パソコン操作が苦手な方にはオススメです。もちろん、プリントファブリックに愛猫の写真を印刷するインクジェットプリンターが必要となります。

愛猫の写真をプリントしていく
それでは愛猫の写真をプリントしていきます。
写真撮影
まずは愛猫の写真を撮影する必要があります。私はスマホで行いました。画像サイズは2MB以上もしくは2048×1536ピクセル以上が推奨されています。iPhoneであれば、バックカメラを使用すると十分な画素数があるので、あまり気にする必要はありません。ただしフロントカメラを使用する際には画素数が問題になることがありますので、気をつけて下さい。

写真のサイズ調節
次に、写真のサイズを調節していきます。用いるソフトは何でも良いですが、今回はWordを用いています。用紙はA4サイズを選択し、拡大率を実物のA4用紙に揃えていきます。

トリミングで顔の部分だけを切り出します。作り図の型紙&製図に記載されている「顔(実物大型紙)」をハサミで切り取り、その型紙をパソコン画面の愛猫の顔の上に置き、顔の大きさと型紙の大きさを合わせていきます。同じことを耳でも行っていきます。

印刷
これが終わると、いよいよ印刷していきます。印刷の設定はプリントファブリックの説明書内に記載されており、自宅のプリンタに合わせて行っていきます。印刷が終わると、印刷面には触れず20分以上は乾燥させます。これにより布にインクを定着させていきます。
ねこポーチの作製に必要なもの
まずは、ねこポーチに必要なものを揃えていきます。裁縫など全くしない私にとっては何が必要なのかさえもわからなかったのですが、プリントファブリックとねこポーチの作り図を販売しているクラフトハートトーカイの店員さんに話を聞き、最低限のものだけを揃えていきました。
- 裁縫道具(針・糸など)
- ファスナー(20cm)
- 内布
- 表布
私が選んだ表布と内布はこちらです。すごい派手ですが、自分の好みでポーチの生地が選べるのは嬉しい限りです。

ねこポーチの作製
早速ねこポーチ製作に取り掛かっていきます。まずは、布を切り分けていきます。これは作り図の型紙を使用すれば簡単に行えます。

続いて、ねこポーチの作り図に沿って、布同士を縫い合わせていきます。裁縫初心者の私には作り図の意味が理解できないことも多かったのですが、ネット検索を行ったり、頭の中で立体的な図をイメージしながら行っていきました。裁縫が得意な人に作り図を見せると簡単に意味を理解していたことから、作り図の説明が悪いわけではなく、裁縫未経験というのがネックになっているようです。

裁縫初心者ということもあり、ミシンなどがないため、全て手縫いで行っていきましたが、なかなか大変です。無心になって行え、時間を忘れるという点では素晴らしいのですが、集中力がいる作業です。
プリントファブリックで印刷した顔の部分は一般的な布とは違い、分厚く一針一針慎重に縫っていく必要があったため、とても面倒だと感じました。しかし、これは私がプリントファブリックの裏についている離型紙を剥がすのを忘れて縫っていたことが原因でした。説明書をしっかりと読まなかった私のミスです。ねこポーチを作製する時はしっかりとプリントファブリックの離型紙を剥がしてから縫い合わせていくようにしてください。
ねこポーチの製作にかかった総時間は計8時間弱でした。もちろん、この時間は裁縫初心者が手縫いで行った時の時間であり、おそらく経験者やミシンなどを使用すると爆速で終わるのだと思います。
良かった点と気をつけたい点
プリントファブリックを使用し、「ねこポーチ」を作製してきましたが、作製にあたって感じた良かった点と気をつけたい点について述べていきます。気をつけたい点はすべて裁縫初心者に関するものであり、裁縫経験者にとっては全く問題ないことばかりです。
良かった点
- スマホの写真を使用できる
- 愛猫の顔がポーチになる
- ポーチの生地を自分で選択することができる
- 「うちの猫(こ)ねこポーチ」フライヤーの指示通りにすると、パソコンが苦手な人でも写真を印刷できる
気をつけたい点
- 裁縫初心者は「ねこポーチ作り図」があったとしても、試行錯誤が必要となる
- 裁縫初心者の手縫いでは時間がかかる
- 裁縫初心者が綺麗なねこポーチを作製するのは難しい
キャンペーン
10月16日(月)〜12月31日の期間中、「ねこポーチ」作品をインスタグラムに「#トーカイねこポーチ」とつけてアップすることで、全国のクラフトグループ店舗で利用できるクーポンを入手することができます。さらに同期間中にクラフトグループ店舗でプリントファブリック(税込1,080円)を購入された方には「ねこポーチの作り図(税込54円)」を無料でもらえます。
まとめ
プリントファブリックを使用すると愛猫の顔の「ねこポーチ」を作製することができ、愛猫家としてはとても嬉しい限りです。しかも、生地やファスナーの色、持ち手の部分なども自分で選べるため、まさしく世界で一つのねこポーチということになります。もちろん、私のような家庭科の授業でしか裁縫を学習したことのない初心者でも作製できます。もし分からないことがあれば、私のように販売店の店員さんに相談してみても良いかもしれません。手軽に愛猫のねこポーチを作りたい!という方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
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