先日IKEAより登場したペット用品シリーズLURVIGより『ペットのベッド』をレビューしていきます。LURVIGペットのベッドには大きさが2種類ありますが、今回のレビューは小さい方(長さ:46.2×幅:30.6×高さ:18.0cm)のベッドになります。
LURVIG ペットのベッド
LURVIGのペットのベッドは1,999円(税込)で販売されています。LURVIGシリーズのクッションをつけたい場合には、別途購入する必要がありますが、家にクッションがある場合には特に必要ありません。せっかくなので、今回は税込799円のLURIVGのクッション(ブラック/ホワイト)を一緒に購入することにしました。

中身
梱包を開けると、中には説明書と部品、ネジなどが入っていました。ネジは六角穴のものが計8本付いており、小さな六角棒レンチが付属していました。また床を傷つけないようにするクッション付きシールも入っていました。
組み立て
それでは、早速組み立てていきます。まずは、この板2枚を2本のネジでつなぎ合わせていきます。板の向きは内側の切れ込みの線の位置が同じ高さになるようにつなぎ合わせていきます。

次に、幅が最も小さい、細い板を2本のネジでつなぎ合わせていきます。板の内側に切り込みが向くようにつなぎ合わせます。

そして、板の切り目に最も大きな板をスライドさせながら挿入していきます。板を奥まで挿入しきったとしても、挿入開始箇所にて少し板が出っ張ってきますが、特に気にする必要はありません。
最後に、残りの板を4本のネジでつなぎます。もちろん、切り込みが内側にくるようにします。

床が傷つかないようにクッション付きのシールを四隅に貼って終了です。所要時間は15〜20分程度でした。付属の六角棒レンチを使用すると少し手に負担がかかるので、市販の持ち手が大きい六角棒レンチを使用することをお勧めします。

続いて、ベッドにLURVIGシリーズのクッションを装着し、ペットのベッドを完成させていきます。
LURVIGクッション

今回購入したLURVIGクッションはブラック/ホワイトのものであり、大きさは30×48cmです。アクセントとしてチャックの部分やサイドの持ち手部分にはグリーンが使用されています。裏面は黒一色であり、開封直後は独特なニオイがします(クサいというわけではありませんが、芳香剤のようなニオイがします)。ニオイの関係もあり、猫がクッションを使用してくれるのは少し時間がかかりました。

インナークッションにはポリエステルファイバーボールが採用されており、799円の価格相応の質という感じですが、猫がフミフミしそうな感触がします。インナークッションとクッションカバーの両方とも洗濯機で洗うことができるので、清潔を保つことができます(ただし洗濯機のコースは慎重に選択する必要があります)。
クッションカバーは防水仕様の生地が使用されており、ペットの抜け毛がつきにくくなっています。確かにあまり抜け毛が目立たないのですが、全く抜け毛がつかないということはありません。
このサイズのクッションはLURVIGペットのベッド(小さい方)とサイズがぴったりと合うため、ベッドのクッションとして使用することができます。もし大きい方のベッドを購入された方はクッションのサイズも大きいものを選択する必要があるので気をつけて下さい。

設置方法
LURVIGペットのベッドは上下反転しても使用することができます。その際には上下にクッション付きシールを装着することを忘れないようにします。私の愛猫は上下を反転にした方が気に入ったみたいなので、上下を反転にして使用しています。こちらの方が高さがあるので好きなのかもしれません。

また、下にできる8cmの隙間にも潜る事もできるようです。猫って凄いです。

良かった点と気をつけたい点
良かった点
- シンプルな作りであり、15分程度で簡単に作製することができる
- 上下を反転して、猫の好みに合わせた使い方ができる
気をつけたい点
- カラーバリエーションが白色しかない(2017年10月現在)
- クッションが付属していない
何度も言いますが、LURVIG本体自体にはクッションが付属していないため、クッションを別途購入するか、手作りする必要があります。そして、LURVIGでは次のようなペットベッド用カバーも販売されており、これをベッドに使用することもできます。
LURVIGカバー ペットベッド用
LURVIGカバー ペットベッド用は399円(税込)であり、カバーのみで販売されています。サイズは35×52cmであり、中にインナークッションを入れることにより、ペットのベッドに使用することができます。もう一回り大きいサイズのものもあります。
このカバーも防水生地が使用されており、洗濯することも可能です。インナークッションが入っていませんが、IKEAは使い古しの衣服やタオルなどを中に入れて使用することを推奨しています。そうすることで、猫が飼い主のニオイを感じることができるため、すぐにクッションを使用できるようになります。また、衣服や布地などを再利用できることから経済的にも地球にも優しいということになります。
使用しない時には、中の詰め物を取り除けばコンパクトに折りたたむことができます。ペット災害用セットなどに1~2枚程度入れておき、いざという時に飼い主の服などを入れて使用し、猫を安心させてあげるのも良いかもしれません。
まとめ
LURVIGペットのベッドは単純なつくりをしており、誰でも簡単に作れることができます。よく考えると板とネジさえあれば、もっと格安で同じようなペットのベッドをDIYできることができます。しかし、時間や手間がかかるのは嫌だという方には、とても良い選択肢になるのではないでしょうか。IKEAの猫ベッドといえば、DUKTIGの人形用ベッドでしたが、LURVIGが代名詞になる日が来るのかもしれません。
LURVIGペットのベッドのクッションに何を使用するかは自由ですが、選択するのが面倒という方は LURVIGクッションを使用すれば良いと思います。今後、クッションの柄のバリエーションをもっと増やして欲しいと思います。
IKEA公式サイトではLURVIGペットのベッドとクッションが抱き合わせで売られていますが、実店舗では別々に購入することができます。
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