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iCatCare 猫の責任に関する署名活動を開始

2017年12月15日

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iCatCare 猫の責任に関する署名活動を開始

イギリスに拠点を置く国際的なチャリティ団体iCatCareは猫の責任に関する国際的な宣言を発表し、それに賛同する方の署名を集めています。対象は猫に接する機会がある人すべてであり、もしiCatCareの宣言に賛同し、猫に対する責任を負うと宣言できる方は署名をお願い致します。

 

目次

  • 1 International Declaration of Responsibilities to Cats
  • 2 NGOやチャリティ団体が果たすべき責任
  • 3 猫の飼い主が果たすべき責任
  • 4 地域猫を管理をしている人たちが果たすべき責任
  • 5 ブリーダーが果たすべき責任
  • 6 まとめ

International Declaration of Responsibilities to Cats

世界中には生存することに、苦労している猫たちが沢山います。それらの猫たちの福祉を改善することはすごくたいへんなことです。しかし、世界中の猫に接する人、中央政府、NGO、チャリティ団体、ブリーダー、飼い主、獣医療従事者たちがそれぞれの分野において猫の福祉を向上しようと行動することで変化が生まれます。

 

今回のiCatCareの宣言には、それぞれの分野において果たすべき責任が明記されており、それに賛同する方は署名を行うことで、「その責任を果たします!」と宣言することになります。宣言全文はかなり長いので、ここでは一部のみ紹介していきます。

 

NGOやチャリティ団体が果たすべき責任

TNVR(Trap-Neuter-Vaccinate-Return)を行い、もし適切である場合には積極的に譲渡先を見つけていきます。猫を長期間狭いスペースに閉じ込めておくことは猫にとっては好ましくないことであり、譲渡先を見つけるためにあらゆる努力を行っていく必要があります。可能であれば、TNVR活動を行う際には地方自治体などと協力していきます。また、TNVRをするにあたっての計画を入念に練り、継続的に行っていけるシステムを構築することが重要になります。

 

地方自治体や獣医療従事者らと協力しつつ、地域の住民のニーズと猫の福祉的なニーズを理解、認識し、その地域の人たちが活動に賛同してもらうように働きかけていきます。

 

保護される猫がペットの猫なのか、野良猫なのか、ノネコなのか、地域猫なのかを適切に判断し、各猫において適切な対応を行っていきます(社会化がなされていない猫はTNVRするなど)。もし、猫の譲渡先を見つける際に、猫を一時的に保護する際には以下の5つのニーズが満たされていなければなりません。

  1. 適切な環境設定に関するニーズ
  2. 適切な食事に関するニーズ
  3. 正常の行動パターンの表出に関するニーズ
  4. 他の動物達と一緒に飼養されたり、別々に飼養されたりするニーズ(母猫と子猫は一緒に飼養する必要があるが、血縁のない猫や仲の悪い猫、犬などとは別々に飼養するなどです)
  5. 痛み、苦痛、傷害、病気などから守られるニーズ

 

譲渡の前には、必ず去勢・避妊手術、マイクロチップを埋め込みをおこなっていきます。そして、猫と新しい飼い主のニーズを考慮して、適切なマッチングを行っていきます。

 

猫の飼い主が果たすべき責任

まずは、健康や福祉に問題(遺伝的な問題、人間に対する恐怖)があるような猫をペットの猫として迎えないようにしていきます。また、飼養する際には前述した5つのニーズに応えていきます。飼い猫にはマイクロチップを埋め込み、ワクチン接種も行い、初回の発情期を迎える前に去勢・避妊手術を行っていきます。最後に、飼い猫が近所の人たちの迷惑にならないようにする必要があります。

 

地域猫を管理をしている人たちが果たすべき責任

地方自治体やNGO、チャリティ団体などと協力して猫の避妊・去勢手術を行い、避妊・去勢手術を行った猫に餌とシェルターを与えていきます。猫に餌を与える際には、責任を持って行い、視覚的もしくは嗅覚的な迷惑をかけないようにしていきます。また、法を遵守し、猫の虐待などを防ぐことも重要になります。

 

ブリーダーが果たすべき責任

猫の交配を行う前に、猫の生殖に関することや子猫の発達、猫の交配の仕方、子猫の育て方などについて適切な教育を受ける必要があります。そして、交配にはイエネコのみを用い、ヤマネコなどを用いてハイブリッドの猫種を生み出してはなりません。また、先天的な問題を持つ猫を交配することも避けなければなりません。そのためには獣医療従事者らと協力しながら交配を行っていく必要があります。当然ながら、猫を飼養するため、前述した5つのニーズにあった世話を行う必要があります。

 

猫の管理はしっかりと行い、避妊・去勢手術が行われていない猫が屋外に逃げないような対策を行う必要があります。また、子猫がペットの猫としてストレスなく暮らせるように、適切な社会化などを経験させていきます。もちろん、子猫が新しい家に行く前に、マイクロチップの埋め込みを行い、時期が来れば、ワクチン接種や避妊・去勢手術を行っていきます。子猫は倫理的問題のない経路で、責任感のある新しい家族の元に引き取られるようにし、新しい飼い主に適切な世話の仕方について教える必要があります。

 

まとめ

今回紹介した宣言では、上記の他に、中央政府や地方自治体、獣医療従事者らが果たすべき責任についても詳しく述べられています。それらの関係者らは必ず原文を読み、宣言に署名を行って欲しいと思います。多くの猫たちの福祉を改善・向上するには多くの人たちの協力が不可欠です。責任を果たす!という宣言をする際には、以下の「宣言する!」よりChange.orgにアクセスし、署名を行ってください。宣言の原文が読みたい方は「原文を読む!」をクリックしてください。

宣言する!原文を読む!
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