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キャットフードを少し変えることで予防できる猫の病気

2017年9月18日

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近年、猫界も高齢化しており、飼い主は嬉しい反面、医療費負担の問題が深刻です。やはり、飼い主としては、医療費などの高額な出費は避けたいものですよね。

実は、猫に頻発する病気の多くは今あげているキャットフードを少し変えるだけで、その発症確率を下げることができます。では、具体的にどのように変えてあげるのが良いのか見てみましょう。

 

目次

  • 1 ヨウ素低含有
  • 2 高タンパク質で高脂質、低炭水化物
  • 3 高いオメガ3脂肪酸
  • 4 腸に優しいタンパク質と微生物
  • 5 水分摂取とクランベリー

ヨウ素低含有

甲状腺機能亢進症

喉のあたりにある甲状腺と言われる器官からはホルモンが分泌されています(甲状腺ホルモン)。それらの甲状腺ホルモンが何らかの原因により過剰に分泌されると、甲状腺機能亢進症が起こってきます。甲状腺ホルモンは細胞の代謝を活性化し、体のエネルギー消費を激しくするため、急激な体重減少や頻脈、嘔吐、下痢、多飲、多食、不安感、イライラなどが引き起こされ、結果として問題行動が認められるようになります。

このような甲状腺ホルモンの産生を制限する因子として重要なものに、ヨウ素があります。実は甲状腺ホルモンはヨウ素からできているため、キャットフードに含まれるヨウ素の割合を少なくすると、甲状腺ホルモンが作られにくくなるのです。そのため、甲状腺機能亢進症が気になる場合にはヨウ素をあまり含まないキャットフードをお勧めします。

 

高タンパク質で高脂質、低炭水化物

糖尿病

糖尿病は血液中にあるグルコースと呼ばれる単糖類(炭水化物は単糖類が繋がって作られています)が細胞の中に入りにくくなり、グルコースが血液中に増えることで発症します。糖尿病(2型糖尿病)を予防するためには、炭水化物の量が少なく、高タンパク質なキャットフードを選ぶことをお勧めします。

 

リンパ腫とその他のガン

がん細胞は体の代謝を変化させます。がん細胞はグルコースを代謝してエネルギーを産生すると、結果として乳酸が残ります。そして、この乳酸は体内で再び、グルコースへと変換されます。がん細胞はこれらの代謝に多大なエネルギーを利用するため、正常の細胞が使うはずだったエネルギーを奪ってしまいます。

また、がん細胞はタンパク質も代謝してエネルギーとして使用するため、筋肉が痩せ細ったり、免疫機能が働きにくくなります。

しかし、がん細胞は脂質をエネルギーとして利用することは苦手です。そのため、炭水化物が低くタンパク質と脂質が多いキャットフードを与えることをお勧めします。特に、脂質ではオメガ3脂肪酸を多く摂取すると良いでしょう。

 

高いオメガ3脂肪酸

アレルギー

特定の食品や環境(花粉やダニなど)にアレルギーを持つ猫は多いでしょう。そういった、食品などを与えないということも大切ですが、ちょっと食事を変えてみるだけでもアレルギーの程度などを軽減することができます。

不飽和脂肪酸であるオメガ3脂肪酸は抗炎症作用があるため、アレルギーを抑制する作用があるといわれています。ただし、オメガ6脂肪酸との摂取バランスが重要であるため、オメガ3脂肪酸のみを積極的に摂取すれば良いというわけではありません。

 

腸に優しいタンパク質と微生物

炎症性腸疾患(IBD)

大腸や小腸などの腸管に慢性の炎症や潰瘍を引き起こす疾患です。原因はあまりわかっていません。しかし、ある説によると食事に含まれるある種のタンパク質に対して、体が免疫反応を起こすことで炎症や潰瘍を引き起こしていると言われています。

そのため、鹿肉やエンドウ豆などの胃腸に優しいタンパク質などを摂取すると良いと言われています。また、善玉菌などの腸に優しい微生物を含むサプリメントなどを摂取することもお勧めします。

 

水分摂取とクランベリー

猫下部尿路疾患(FLUTD)

主に膀胱から尿道に至るまでの経路に何らかの問題が起こる疾患です。その原因は感染症であったり、結石であったりと様々です。それらの下部尿路疾患を予防するためには、膀胱壁や尿道などをあまり刺激しないようにすることが重要です。濃縮された尿はそれらの部位を刺激しますが、薄い尿はあまり刺激しません。

そのため、水分を多く摂取できるウェットフードがお勧めです。もし、結石などが心配であるならば、適切なpHを維持するためにマグネシウムやカルシウムの量を考えてキャットフードを選ぶことが必要です。比較的若い猫であればマグネシウムの量を抑え、尿のpHを酸性に、高齢の猫は尿のpHをアルカリ性に保つようにすると、結石の生成を抑えられます。

また、感染症などを予防するにはクランベリーの抽出物を含むサプリメントなどがお勧めです。クランベリーは尿道に付着する大腸菌の量を抑制することが犬と人間の研究で知られています。

 

あわせて読みたい

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