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【猫と食事】キャットフードの種類と選び方

2017年9月18日

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愛猫のキャットフードはどのように決めましたか?パッケージ、価格、ブランドイメージなど様々なことを考慮して購入しているのではないでしょうか。

ここで重要なことは、それは誰の食べ物かということです。愛猫にとって、パッケージや価格、ブランドイメージなどはどうでもよいのです。大切なのは原材料と安心、味、匂いなのです。

もし、愛猫に素晴らしい人生を送ってもらいたのであれば、適切なキャットフードを選びましょう。そうすれば、肥満や糖尿病などの病気にかかるリスクが減ることでしょう。

目次

  • 1 野良猫やノネコの食生活
  • 2 キャットフードの種類
  • 3 キャットフードの原材料をチェック
  • 4 キャットフードの成分表示をチェック
  • 5 グレインフリーのキャットフード
  • 6 理想的なキャットフードの与え方は1日6回
  • 7 まとめ

野良猫やノネコの食生活

理想的なキャットフードの種類や与え方を知るには、野生に暮らしている猫の習性を知ることが一番の近道です。

猫は何回餌を食べているのか

野良猫やノネコは1日あたり6~9匹のマウスを捕えて食べていると言われています。そのこともあり、世界的な猫団体であるInternational Cat Careは1日に最低5回餌を与えることを推奨しています。(詳しくはこの記事をご覧ください)

猫の摂取栄養素の割合

1匹あたりのマウスでは60~70%が水分、残りがタンパク質や脂質などのカロリーを多く含む栄養素になります。具体的な栄養素別のカロリーの割合は以下の通りです。

  • タンパク質:52%
  • 脂質:46%
  • 炭水化物ほか:2%

以上を考慮すると、われわれが愛猫に与えている餌の質や回数と随分と異なりませんか? キャットフードを購入する場合、上記のような食事形態・質が理想と考えて選ぶと良いでしょう。

dry-food

キャットフードの種類

ドライタイプ

  • 利点:手間がかからず、経済的である。猫にとっての必須栄養素のほとんどを含んでいることが多い。乾燥とは無縁であるため、長時間お皿の上に餌を放置でき、留守番時などに重宝する。
  • 欠点:水分が全くない。猫は定期的に水分補給をしないため、ドライタイプは猫にとっては厳しい食事になる(水分補給を十分にしないと腎疾患や尿路結石などに罹患する可能性が高まる)。また、穀物が含まれる割合が高く、炭水化物含有量が多い。猫は炭水化物をうまく代謝できないため、肥満や糖尿病などになりやすくなる。
  • まとめ:お留守番時などにその真価を発揮します。栄養もバッチリですが、与えるときは必ず水と一緒に与えましょう。良くも悪くもカロリーが高いため、与える量には注意が必要です。

 

ウェットタイプ(モイストタイプ)

  • 利点:水分含有量も60%~70%と高く、穀物類が含まれる割合が少ない(商品による)。野生での食事に近い。
  • 欠点:ドライフードと比較して価格が高い。また、短時間で乾燥してしまうため、お皿に長時間放置することはできない。一度開封すると、保存するのに手間がかかる。加工の際に一部の栄養素(チアミンなど)が失われることが多く、必須栄養素が含まれていない、もしくは少ないことがある。
  • まとめ:在宅時に与える食事としてはベストでしょう。ただし、必須栄養素がしっかりと含まれているかを確認しましょう。

 

セミウェットタイプ(セミモイストタイプ)

  • 利点:おかし感覚で手軽にあげられるものが多い。足りない必須栄養素などを補完することができる。ドライフードよりは水分を多く含む。
  • 欠点:ドライフードと比較すると単価が高い。セミウェットタイプ単体では適切なカロリーや栄養素を与えることは難しい。
  • まとめ:間食としてあげましょう。また、栄養素の補完も行えるため、必要なときには必要な栄養素を含むものを適切な量与えましょう。

 

ローフード

  • 利点:生の鶏肉などを与えるため、野生の食事に最も近い状態で提供できる。好きなように調理することができる。
  • 欠点:用意するのに手間とコストがかかり過ぎる。しっかりとした知識がないと、必須栄養素が不足する傾向にある。
  • まとめ:猫にとっては至極の一品です。しかし、上級者向きであるため、それなりの知識が必要になります。

 

キャットフードの原材料をチェック

続いて、キャットフードを選ぶ上で、チェックすべき箇所を押さえていきましょう。まず、原材料の欄です。

 

穀物の順番に注意

原材料は人間の食料品と同様、含有量が多いものから記載されていきます。そのため、一番初めに動物の名前が入ったお肉の名前があることが大前提です。もし、炭水化物であるトウモロコシなどの穀物の名前が初めの方に記載されている場合には炭水化物の量が多いことが予想されるため気を付けましょう。ちなみに穀物の定義としては麦やお米、トウモロコシなどのイネ科の植物のことです。

 

肉粉(パウダー)やミールに注意

また、使用している肉にも注目です。肉粉(パウダー)やミールという単語が使われている肉が最初の方に入っている場合には注意が必要です。それらの肉は肉以外の様々なものが含まれている可能性があり、注意が必要と言われてます。

 

タウリンとアルギニンに注意

必須アミノ酸は11種類もあるため、すべてを押さえることは難しいですが、最低限タウリンとアルギニンが入っていなければなりません。もし入っていない場合には異なる食べ物で補完する必要があります。

 

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キャットフードの成分表示をチェック

成分表示の意味

ラベルの成分表示欄を見てみると、以下のような記載があります。

  • 粗蛋白  %以上
  • 粗脂肪  %以上
  • 粗繊維  %以下
  • 粗灰分  %以下

このうち粗蛋白はタンパク質、粗脂肪は脂質、粗繊維は食物繊維、粗灰分がミネラルにあたります。

 

理想の成分表示とは

理想のキャットフードはタンパク質と脂質の割合が高く、かつ炭水化物の割合が低いものになります。これが、野生の猫が食べるエサに近いです。しかし、一般の成分表では炭水化物の割合については記載されていないため、炭水化物がどの程度含まれているかを知るためには、成分表に記載されている%を足し合わせていき、その数値を100で引くことで求めることができます。この時餌に含まれる水分量を考慮して、数値を補正する必要があります。

 

grains

グレインフリーのキャットフード

グレインフリーの意味

近年、穀物を使用しないグレインフリーという言葉が注目を集めています。グレインフリーのキャットフードはイネ科(トウモロコシやお米、麦など)の穀物を原材料に含んでいません。ただし、海外などでは原材料欄の最初の5つの中に穀物の名前が記載されていないと、グレインフリーと呼ぶこともあります。

グレインフリーでも注意

グレインフリーだからといって、炭水化物の量が極端に少なくなるわけではありませんが、特定の穀物にアレルギーを持つ猫ちゃんなどには救世主なのです。ただし、グレインフリーだから安心というわけではないので、しっかりと炭水化物の割合を確認しましょう。

 

理想的なキャットフードの与え方は1日6回

肥満予防には1日5~6回が理想

多くのドライフードをあげている家庭では、自由に食べさせているところが多く、肥満になりやすい傾向にあります。そして、ウェットフードをあげている場合には1日に2回ぐらいしか与えられません。こうなると、猫はエネルギー消費を抑えるために、低燃費な活動を行うようになるため、肥満になりやすくなると言われています。

 

理想的なキャットフードの与え方

理想的な食事の回数は1日に5~6回と言われています。結構多いと感じるかもしれませんが、例えば、起床時、出かける前、帰宅直後、就寝直後にあげ、そして残り2回分を留守にしている時に与えると6回になります。不在時には、エサを様々なところに隠したり、パズルフィーダーや自動給餌器などを利用すると良いでしょう。

 

まとめ

様々なタイプのキャットフードを与えることが理想

理想的なキャットフードはタンパク質と脂質が多く、炭水化物の量が少ないものです。また、基本的にはウェットフードやローフードを与え、不在時などには様々な種類のドライフードを与えることが理想でしょう。その際にはしっかりと、カロリーの計算をすることを忘れないでください。

 

キャットフードを与える前には遊びましょう

最後に、1日に2回以上は猫と遊んであげましょう。必ず、餌を与える前に一緒に遊び15分程度遊んであげましょう。より野生に近い生活が実現でき、猫の生活の質も向上します。

 

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