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【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

2017年7月14日

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【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

猫を多頭飼育している場合には、猫の性格の相性が悪かったり、環境が整っていないなどの理由で、猫同士の衝突が起こることがあります。そして、それらの猫同士の衝突が起こる原因を突き止め、対策を行うことは猫たちがより良い生活を送る上で重要です。さらに、それらの猫同士の衝突を放っておくと、問題行動に発展する可能性もあるため、それを予防するためにも早めの対処が重要です。

 

では、そもそも猫同士の衝突をどのように見分ければ良いのでしょうか?今回の記事では、遠巻きから観察できるような、比較的分かりやすい猫の敵対行動について紹介していきます。猫同士の敵対行動を知り、その行動が観察される状況を把握することが敵対行動の原因を突き止める第一歩になります。

 

まずは分かりやすい行動から紹介してきます。なお、以下の敵対行動は成猫同士におけるものです。

 

 

目次

  • 1 威嚇の姿勢
  • 2 前足攻撃
  • 3 前足を上げる
  • 4 噛む
  • 5 飛びかかる
  • 6 後ろに飛び跳ねる
  • 7 マウント
  • 8 降伏の意を示すしゃがみこみ
  • 9 追いかける
  • 10 相手の猫を見つめる
  • 11 相手の猫をブロックする
  • 12 相手の猫を避ける
  • 13 まとめ

威嚇の姿勢

一般的に猫が威嚇する時に見せる姿勢のことです。つまり、相手の猫に対して体を横にした状態で立ち、体幹をアーチ状にし、尻尾をカールさせ、毛を逆立てる姿勢のことです。相手の猫に近づくな!と警告しています。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

 

前足攻撃

前足攻撃は片方の猫が前足で相手の猫を叩く行動になります。いわゆる猫パンチです。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

 

前足を上げる

猫パンチをするような姿勢をとった場合にも猫同士の衝突が起こっていると解釈できます。もちろん、猫パンチとは違い、実際に相手の猫を叩くわけではありません。あくまでも試みようとするということです。

 

噛む

相手の猫の体の一部を噛む場合には敵対行動と言えます。

 

 

飛びかかる

相手の猫に飛びかかる行動も敵対行動と言えます。この飛びかかり方は獲物やおもちゃに飛びかかるような時と同じような行動です。相手がくつろいでいる時に観察されたり、相手を待ち伏せし、通りかかった時に飛びかかる場合があります。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

 

後ろに飛び跳ねる

片方の猫が急に後ろに飛び跳ねて、相手の猫との距離を置いた際には、相手の猫とのテンションが高まっている証拠です。相手の猫からの圧力を感じ取っています。

 

マウント

相手の猫の後ろにまたがり、相手の背中部分に胸をつける姿勢になります。一見すると猫同士が交尾するような姿勢に見えるが、相手の猫を噛むことはないとされています。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

 

降伏の意を示すしゃがみこみ

猫が姿勢を低くしてしゃがみ込み、耳が後ろを向いたり、耳がペッタリと倒れている姿勢をとった場合には、相手の猫に恐怖を感じている証拠です。この時、両足は地面にしっかりとつき、緊張しており、尻尾は動いていることが多いです。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?
耳が後ろに向いたり、ペッタリとしていないものの、緊張しながらしゃがみ込み恐怖を感じていることがわかる

 

追いかける

相手の猫を追いかける行動も一種の敵対行動です。相手の猫を追いかける際には、耳が前や横に向いており、尻尾は逆U字型になり曲がっていることが多いようです。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

 

相手の猫を見つめる

相手の猫を見つめる行動も敵対行動になります。猫が耳を前や横に向けた状態で相手の猫を2秒以上見つめている場合には相手の猫を見つめていることになります。

 

【猫の敵対行動】こんな行動が観察されると猫同士の仲が悪いかも?

 

相手の猫をブロックする

相手の猫を見つめながら、相手の方向に移動していくのも敵対行動です。その他にも、猫にとって重要なリソースがある場所に通じる通り道などで横になり、相手の猫を見つめる場合などもあります。

 

相手の猫を避ける

相手の猫に見つめられたり、ブロックされた際に、相手の猫を避けたり、遠ざかったりする行動も猫同士の緊張の高まりを示しています。

 

まとめ

猫同士の衝突が起こった際に、遠くからでも観察できるような敵対行動について解説してきました。最後の方で解説した「見つめる」「ブロックする」「避ける」といった行動については、その他の行動よりも解りにくい行動ではあるものの、本格的な喧嘩などが起こる前に観察できる行動であるためかなり重要です。それらの行動が観察された場合にはその行動が起こっている時間や場所などを考え、その原因を突き止め猫同士の衝突を緩和するようにしましょう。

 

最後に、今回紹介した敵対行動は去勢・避妊手術が行われた成猫が「遊び」を行う際にも観察されることがあります。そのため、上記の行動が観察されたからといって、必ずしも喧嘩が起こっているというわけではありません。この「遊び」と「喧嘩」を見分け方についてはまたの機会に紹介したいと思います。

 

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参考文献

Desforgesa JE, Moestaa A, Farnworthb JM, Effect of a shelf-furnished screen on space utilisation and social behaviour of indoor group-housed cats (Felis silvestris catus).Applied Animal Behaviour Science(2016). 178. 60-68.https://doi.org/10.1016/j.applanim.2016.03.006.

Dantas-Divers LMS, Crowell-Davis SL, Alford K, Genaro G, D’Almeida JM, Paixao RL. Agonistic behavior and environmental enrichment of cats communally housed in a shelter. J. Am. Vet. Med(2011). Assoc. 239, 796–802.

Bradshaw J, Brown SL, Cook SE, Durman KJ, Feldman HN, Kerby G, MacDonald DW, McCune S, Mendl M, Passanisi WC, Robinson I, Smith DFE. An Ethogram for Behavioural Studies of the Domestic Cat (Felis silvestris catus L.). Universities Federation for Animal Welfare (UFAW). 1995.

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