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猫用シャンプーの重要性 〜人間用を使用してはダメな理由〜

2017年2月6日

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「猫の体を洗うときには人間のものを使うな!」ということは多くの猫の飼い主が認識していることではないでしょうか? シャンプーがその最たる例ではないでしょうか。

しかし何故なのでしょう?というか、そもそもそのようなことを言い始めたのは誰なのでしょうか?私たち人が使うシャンプーと猫用のシャンプーの成分の違いなど、あまりよく分かりませんし、強いて言うなればパッケージと売り場の違いだけなんじゃないか?と思う人もいるかもしれません。

今回は猫用のシャンプーと人用のシャンプーの違いをしっかりとご紹介したいと思います。

この記事を読んでわかること

  • 人間の皮膚は猫の皮膚よりも酸性である
  • 人間用シャンプーを使用することのデメリット
  • 猫に人間用シャンプーを使用しても問題がない場合の理由
  • やっぱり猫用シャンプーは重要

目次

  • 1 猫に人間用のシャンプーはNG
  • 2 不適切なシャンプーは感染症のリスクを高める
  • 3 人間用のシャンプーでも大丈夫・・・??
  • 4 結局、どうすればいいの?

猫に人間用のシャンプーはNG

猫が人間用のシャンプーを使えない理由は非常にシンプルで、猫のシャンプーと人のシャンプーは同様の質で作られていないからです。猫の皮膚と人の皮膚は、様々な点で異なっています。シャンプーに関連することとしては、最低限、次の2点は知っておきましょう。

1.人の皮膚は猫の皮膚よりも酸性である。

2.人は汗腺を持つが猫は汗腺を持たない(毛の生えているところに)

その他にも違いはありますが、猫が人間用のシャンプーを使えない理由としてよく挙げられるのはこれでしょう。すなわち、人間のpHバランスに合わせているために猫にとっては酸性が強すぎ、また人間の肌の水分量(汗腺のおかけである程度潤いのある肌になっている)に合わせているため、猫にとっては水分量が足りません。そのため、猫に人間用のシャンプーを使用すると、痒みや痛み、乾燥などが引き起こされます。

 

不適切なシャンプーは感染症のリスクを高める

そして、実は皮膚の機能の低下にはもっと恐ろしい危険が潜んでいます。皮膚は動物における最大の臓器であり、免疫系の防御機構において重要な役割を担っています。

皮膚が乾燥するということは、皮脂や上皮の層が剥がれおちることであり、感染に対する自然の防御機構が損なわれることになります。この防御機構が崩壊すると、通常は何ともないような皮膚の常在菌(常に皮膚にいる細菌のこと)などによる感染の危険に、猫がされされることになります。

その点、猫用のシャンプーは猫の肌質(pHや水分量)に合わせて作られており、商品試験を行って猫で、痒みや炎症、乾燥などが引き起こされないかを確認しているので安心です。

 

人間用のシャンプーでも大丈夫・・・??

「実はいつも、猫に私のシャンプーを使ってるんだけど、何ともないのだけど・・・」という飼い主の方もいるかもしれません。実際のところ、すべての人間用のシャンプーが猫に悪い影響を与えるというわけでもないのです。その理由を4つ挙げます。

1.まず猫の皮膚のpHが猫種によって異なることです。意外にも猫種によってpHが大きく異なることがあるようで、たまたま、あなたの飼っている猫の皮膚のpHの酸性がより人間に近かったのかもしれません。

2.多くの有害作用は、その使用頻度に依存します。言い換えれば、頻繁にそのシャンプーを使用すればするほど悪い影響が出る可能性があるため、月1回程度のシャンプーでは問題がなかったのかもしれません。

3.シャンプーの頻度が少なく、あなたの猫ちゃんがかなり汚れていたために、人間用(少し強いくらい)でちょうど良かった可能性があります。その場合、通常の使用量であれば、汚れが多い分そっちに持って行かれて、皮膚まで影響が及ばないと言えるでしょう。

4.許容範囲の個体差も大きく影響しているでしょう。”適正”から少し外れていても耐えられる個体と、「適正」内でないとひどく状態が悪くなる個体がいます。これは人でも言えることで、例えばどんな化粧品でも合う人がいる一方で、化粧品というだけで刺激が強く使えない人もいます。したがって、特別あなたの猫ちゃんは、丈夫な皮膚をしていた可能性があります。

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結局、どうすればいいの?

すでに述べたように、すべての人間用のシャンプーが猫には合わないとは言い切れませんが、少なくとも、もともと猫を対象に作った製品ではないこと、猫に使った時の商品試験を行っていないことから、仮にそれらを猫に使って、ひどい症状が起こっても文句は言えません。

同じ洗うのにも、人間が顔と体と髪とでは使う製品を分けているように、それ専用に作られているということにはそれなりの意味があります。時には、メーカー側の営利目的の場合もあるかもしれませんが、猫と人間の場合はそうではありません。

そんなリスクを犯してまで、人間用のシャンプーを可愛い猫ちゃんに使いたいでしょうか? 猫用のシャンプーが驚くほど高価なわけではありませんし、使う頻度も人ほど多くありません。是非とも、猫ちゃんには猫用のシャンプーを使って下さいね。

 

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参考文献

Is Human Shampoo Bad for Cats?

Shampoo For Your Pet – Which Kind Should You NOT Use?

Is Human Shampoo Safe for Cats?

Can I Wash My Pet With Human Shampoo?

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